中華パッドのこと

ブログを始めるきっかけを作ってくれた中華パッドは今のところしっかり動いてくれている。

 

IQ Smart Pad ESP02 という7インチのパッドで、android 2.2 メモリー256MB 内部ストレージ 2GB というなかなかしょぼいスペックになっている。

 

2011年頃に売られていたらしく、一応定価(?)は45,800円だったらしい。

ただし、定価で売られるはずもなく、あきばおーで11,999円で売られていたとか、ネットショップで9,450円の値段が付いていたり、2012年の正月に7,780円で買ったという話が見られる。

私はオークションで1,200円で購入したので、一応納得している。

 

クチコミなんかの評判はものすごく悪く、買ってからすぐに壊れたとか、店頭で見本を触っていたら壊れたとか、店が交換をあきらめて返金してくれたという話がいっぱい出ている。

 

ほとんどの故障は今回オークションで購入したのと同じく、電源を入れるとドロイド君が出てきた状態で固まるというもの。

 

かろうじて動いているものも、動作が遅い、アンドロイドマーケットが使えなくてアプリが入れられない、YouTube の動画がカクカクッと動く、メールの設定ができないなど悪い話ばっかり出てくる。

 

ネットで見つけた親切な方のサイトで教えてもらった方法で、ロシアのサイトからダウンロートしたファームウェアを入れたら見事に回復した訳だけど、どうやらこれはカスタムファームというもので Uberoid_1.3.0_v5 というものらしい。

よく分からないけど android の改造品(?)みたいなものかと解釈している。

 

これを入れたせいか、割合サクサク動くし、 YouTube の動画もスムーズに動く、メールもちゃんと設定できた。マーケットも中華の偽マーケットではなく、普通のマーケットが使えて、Airdroid なんかもダウンロードすることができた。

 

一応使えないことはないというレベルにはなってくれたけど、致命的な問題がある。

それはタッチパネルが静電式ではなく感圧式で、タッチしても反応しないことが度々ある。

また、タッチしたところの隣りとか、なぜか2つか3つ離れたアイコンが反応してしまって、あわてて元に戻すということが頻発する。

これで元に戻すボタンが反応しなかったら大笑いだけど、そこは良くしたもので、元に戻すボタンは画面の外の物理的なボタンが割り当てられている。

 

一番困るのは、画面上で指をスライドさせるときに、微妙に押し付けながら適度な速度で動かさないと、ボタンを押したと解釈されてしまうということ。拡大、縮小なんかは成功したためしがない。

 

まあ、もともとジャンク品として手に入れたもので、動いてくれたらもうけものと思っていたので、これからも気が向いたときに遊んでみようと思う。